歌舞伎に習う
2007年 03月 10日
歌舞伎の世界には 「すり足」 という素晴らしい技法がある。
腰を折り、畳の上をゆっくり、すり足ながら歩く技法だ。
この歩き方により、敵に畳の目の間から襲われても、すぐ身をかわせるようになり、確実に次の一歩を前へ進めるわけだ。
似たようなところで、盲目の人達が転ばない理論がある。
一歩一歩、ゆっくり、しかし全神経を足の裏に感じることにより、少々の段差や石ころなどでは転ばないのである。
音楽の世界も同じである。
目を瞑り、ゆっくりと自然に動くことにより、大きな波、波動などを自然と感じることが可能になる。
感じたものに、感じた音を、感じたまま融合させていくもの、即興音楽の醍醐味である。
大好きなシンガー、グラディス・ナイト!! このスローな動きがまたいい♪
http://www.youtube.com/watch?v=7JximDL5gos&mode=related&search=
by norion55
| 2007-03-10 05:08
| 音楽日記